G’day★シドニー在住のSarahです。
私は約1年半、オーストラリアに看護留学をしていました。お世話になったエージェントはワールドアベニューさんです。
今でこそ日常英会話はできますが、留学当初は全くと言っていいほど英語が喋れず苦労に苦労を重ねました。今日は自分への戒めの意味も込めて、私の英語力を振り返ってみようと思います。
タイトルはちょっぴり盛って(すみません)、英語ゼロからのスタート!としましたが、正確に言うとほぼゼロからスタートだと思っています。
- 看護留学でどのくらいTOEICのスコアが伸びるか
- どんな勉強方法で英語力が伸びたか
- オーストラリアではどんな語学学校にどれくらいの期間通ったか
小学生/英検3級
話は小学校まで遡ります。PROFILEにも記載した通り、私は英語とは無縁の幼少期を過ごしています。特に英語に興味があったわけではなかったのですが家族のすすめで、小学校4年生頃から4年間程、英会話教室に通い始めました。
小学校6年生頃に、英検3級を受けて合格したのはとてもうれしかった思い出です。
中学生/英検準2級
英会話教室と学習塾のおかげで、中学校の英語テストでは常に上位で、成績もほとんど5ばかりだった思います。
中学校2年生頃に英検準2級に一発合格して、英会話教室の先生に「このままいけば将来英語を使う職業に就けるよ。」と言われ、英語は得意だと勘違いしていたのはおそらくこの頃です(笑)。
高校生/英単語追試地獄、センター試験平均点以下
高校で進学校に入学すると同時にいろいろなことをすること、毎日コツコツと努力を続けることが必要となりました。
毎日行われる英語の小テストで追試ばかり。英語(いや全教科…)の成績は下り坂をたどる一方でした。当時の私は、英単語の暗記が大の苦手、長文を早く読むのが難しい、そして読めたとしても全体の内容が頭に入らない、といった感じでした。
受かるはずもない大学入試でしたが、何か奇跡が起きるかも!と思い受験をしました。センター試験では平均点以下で、もちろん大学入試には落ちました。
高校卒業後~社会人/英語は二度と勉強しないと誓う
受験を終えてからは、この先英語を勉強することはないだろう!と思い、当時使っていた教科書類をすべて捨てました(後に後悔をすることになる)。社会人になってからもしばらくは英語とは無縁の生活で、きれいさっぱり忘れていきました。
ナースとして仕事をする中で、時折来る外国人の患者さんと接する時、「英語が喋れたらかっこいいなぁ。患者さんも安心するだろうなぁ。」とバイリンガルへの憧れを抱くようになりました。
ナースあるある、海外旅行好きな人が多い。共感する人も多いのではないでしょうか。きっと、みんな激務から解放されて現実逃避したいんですよね。私もそのうちの一人で、毎年の夏休みは海外旅行に当てるように。
しまいには時々、夜勤にスーツケース持参し、夜勤明けで弾丸一人旅をして帰ってくるようになりました。「海外で生活してみたい」「英語嫌いを克服したい」「いろんな国の人と喋りたい」という思いが徐々に強くなっていきました。
2018年 勉強開始前/TOEIC初回390点
イギリス生活に憧れていたので、ひとまずイギリス留学をする目標をたててTOEICを受験することにしました。結果は990点満点中、390点。
TOEICはマークシートなので、ちんぷんかんぷんでもマークさえすれば3割くらいなら点数が取れてしまうんです。それもそのはず、本は買ったもののほとんど対策や勉強をしていませんでした。
2019年 留学前/TOEIC2回目505点
イギリスの看護留学を調べていた時に出会ったのが、ワールドアベニューさん。お話を聞く中でオーストラリアの留学に興味が生まれシフトチェンジ。仕事をしながらの英語の勉強はなかなか捗らず、というのは言い訳です…。留学の日が迫っていたので徐々に焦りを感じ、少しずつTOEIC対策を始めました(遅!)。
この時に私が使用していた教材は、「新TOEIC TEST出る単特急金のフレーズ」「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」などです。
600点を目標にしていたのですが、目標点数には届かず505点。基本的な文章が理解できないので、これではダメだと中学英文法から始めることにしました。
2020-2021年 オーストラリア留学/IELTS4.0→5.5レベル
夢にまでみた海外生活でしたが、実際にはホストファミリーの言っていることはさっぱり理解できず、言いたいことも言えない。もどかしさを感じました。
ワールドアベニューさんの提携校で、カランメソッドを取り入れている学校に11週通いました。朝9時~15時までを週5日通ったのでかなり大変でした。修了時の学校の英語テストではIELTS4.0以下との判定でした。
学校卒業後は英語力が伸びた実感はほとんどなかったので、これではまずいと思い別のエージェントさんにお願いして別の語学学校に8週通いました。無料レッスンで出会ったフレンドリーな先生が印象的だったので、その学校に決めました。
また、朝9時~12時までという短時間であることも魅力的だなと思いました。無理なく通えてかつ集中できる環境だと思ったのが決め手ですね。
最初は良かったのですが、コロナ渦だったので途中からオンラインに切り替わってしまい、どうしても授業の質は下がり、私のモチベーションも同時に下がってしまいました。そのまま対面授業ができていたら、もう少し英語力は上がっていたかもしれません。
トータルで約4か月程語学学校に通ったこともあり、最終的なテストではIELTS5.5程度のレベルまで上がりました。AIN(アシスタントナース)としてなんとか働けるレベルまで英語力はアップしました。
コロナの影響もあり、実際にAINとして仕事をした期間は短かったのですが、現場での会話はリスニングやスピーキングのUPにつながりました。
2021年 留学後/TOEIC3回目750点
日本に帰国後は、プライベートで英語を話す機会は一度もありませんでした。
ナースの仕事に復帰してからは職場で、日本語が話せない在日外国人方の対応を頼まれることが時々ありました。複雑な話や、アクセントが強い方だとうまくコミュニケーションがとれないこともあるので、試験勉強だけでなく日常会話のレベルアップが必要だと感じました。
帰国後に力試しの意味で再度TOEICを受験し、今回は750点。目標としていた800点には届かなかったですが、点数を目前にすると努力してよかったという満足感を得ることができました。
この時に私が使用していた教材は、「TOEICテスト新形式精選模試リスニング・リーディング」「ENGLISH GRAMMAR IN USE」等です。
オーストラリアの看護師申請に必要な、IELTS7.0のスコアを満たすために、これからも勉強を続けていこうと思います。
さいごに
以上が私の英語歴史です。英語の勉強を始めてから3年くらいでTOEIC750点取得したので、かなりゆっくりペースです。看護留学前後では、約250点スコアが伸びました。
もしこれから英語の勉強を始める、看護留学をするという方がいれば、ただがむしゃらに勉強するではなく、
- 目標や戦略を立てる
- 短期集中型で勉強する
- 基本的な文法を身に着ける
- 単語の暗記をコツコツ続ける
ということを心がけると充実した留学生活になると思います。最後まで読んでいただきありがとうございました!