【海外発】簡単♪おいしい♪アンザックビスケットのレシピ

G’ day★シドニー在住のSarahです。

オーストラリアの国民的焼き菓子のひとつが、

アンザックビスケット♡

オーストラリアでは年間を通して、アンザックビスケットを買うことができます。私の大好きなココナッツがたっぷり入っていてザクザクおいしい♪

日本でも今話題のオートミールを使うので栄養満点◎なのもオススメのポイント!

スーパーで買う物は少し甘すぎるし、ちょぴりカロリーも気になる…ということで自分でアレンジしてみました。今回は、ボウル一つで混ぜてオーブンで焼くだけの簡単レシピをご紹介します!

 

アンザックデーとは?

毎年4月25日、第一次世界大戦のガリポリの戦いで勇敢に戦ったオーストラリア・ニュージーランド軍団(ANZAC)の兵たちと、当時国の為に尽力した人々のために追悼を行う。1915年4月25日にANZAC軍がトルコ(当時はオスマン帝国)のガリポリに上陸したことに由来する。(Wikipedia)

ANZAC(アンザック)とはA(オーストラリア)、NZ(ニュージーランド)、AC(アーミーコープス=連合軍)の頭文字をとったものです。

オーストラリアでは祝日として、多くのお店はクローズし、パレードや追悼式が行われます。赤いポピーのお花ローズマリーは、この日を象徴する物として有名です。

 

アンザックビスケットの由来

兵士のお母さんや奥さんが戦場へ向かう兵士のために作ったものが、アンザックビスケットです。

材料は、栄養があり日持ちするものがたっぷり含まれています。日本でいうと乾パンにあたるような存在でしょうか?

この日を忘れないように追悼の意味を込めて、オーストラリアではビスケットを食べたり家庭で手作りしたりしている、ということです。

 

甘さ控えめアンザックビスケットの作り方

材料 (直径5cm 約15枚分)

  • 小麦粉 60g
  • 砂糖 40g
  • ココナッツロング 1/2カップ
  • オートミールまたはオーツ麦 1/2カップ
  • バター 30g
  • ゴールデンシロップ 大さじ1/2 (なければ省略可)
  • 重曹またはベーキングパウダー 一つまみ
  • 沸騰させたお湯 大さじ1/2
  • 牛乳 少量

オートミールとは、穀物の一種であるオーツ麦(えん麦)のもみ殻を取り除き、食べやすく加工した食品です。どちらでもOK!

ゴールデンシロップは日本では見たことがないので、もし手に入らなければ省略してOK!

この日は砂糖を切らしてしまったので、写真では「Caster sugar」という溶解しやすい砂糖で代用しています。

作り方
  1. オーブンを180℃に予熱しておく
  2. 小麦粉、砂糖、ココナッツ、オーツをボウルに入れて混ぜる
  3. コップに重曹を入れ、沸騰したお湯を入れる(ブクブクするので少し高さがあったほうが良い)→ボウルに入れる
  4. コップ(使い終わった③のコップでOK)にバターを入れて電子レンジにかけて液体になるまで溶かし、そこにゴールデンシロップを加える→ボウルに入れる
  5. 生地が粉っぽい場合はミルクで調整する(少しぱさぱさするくらいでOK↓写真参照)
  6. クッキングシートを敷いた天板に、ビスケット生地を直径5cmくらいに成型して並べる
  7. 180℃のオーブンで15分程焼く

焼き上がったときはまだ外側が柔らかいですが、冷めると硬くなってきます。完全に冷めたら密閉容器に入れて保存してください。

 

小麦粉混ぜ混ぜ

年季の入った、グランマのレシピブック♪この本を参考にしてレシピを改良しました。

 

 

ミルクで硬さを調整するのがポイント。少しパサついていても、押して成型できます。

 

 

いびつな形もご愛敬ってことで♡

 

 

オーブンに入れて10分くらいで、これくらいふっくらしました。

 

 

美しいゴールデンカラー!外はカリっと、中は柔らかなクッキーが出来上がり。

 

アンザックビスケットの味は?

とっても簡単に作れるのに、とってもおいしいです!ココナッツ好きにはたまらない…。

シンプルな材料なので、ブルーベルーやチョコレートを加えたり、メープルシロップやハニーに変えたりアレンジがきくところも良いですね!

オートミールが入っているので、腹持ちが良いところもポイントが高いです。

 

今回は、オーストラリアで国民的人気の国民的焼き菓子、アンザックビスケットのレシピをご紹介しました。材料を混ぜて焼くだけなのでとっても手軽に作る事ができます。ぜひお試し下さいね♪
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